関東で“猛暑日”茨城・群馬などでは2024年初の35度超え…エアコン清掃業者は汗 かき氷店では「最高です」

6月14日、各地で2024年一番の暑さを更新した。
茨城・大子町や群馬・桐生市、前橋市などでは、最高気温が35度を超え、関東地方で初めての猛暑日となった。

15地点で35度以上の猛暑日

上空から流れ込む暖かい空気の影響で、朝から気温がぐんぐん上がり、午後3時半の時点で15地点で35度以上の猛暑日に、413地点で30度以上の真夏日を観測した。

京都市も午後になり気温が上昇し、35.9度の猛暑日に。
嵐山では、日なたにはまったく人がいないが、日陰で多くの人が涼んでいた。

梅雨入り前のジメジメした暑さに、アメリカ・ロサンゼルスから来たという外国人観光客は、「ここに4週間いて、最初はそんなに暑くなかったけど、どんどん暑くなってきた。とても暑くて湿気があるわ。でも京都は美しいです」と話していた。

最高気温が34度となった鳥取市では、照りつける太陽の熱で、アスファルトから立ち込める“かげろう”も発生。

東京都心も31.7度の真夏日になり、2024年一番の暑さとなった。

東京・渋谷では、「めちゃくちゃ暑いです。半袖半ズボンなので、すごく暑くて困ります」という声。

だがこの暑さの中、ひときわにぎわっている場所があった。

「最高です」かき氷店には暑い中行列

行列ができている店内に入ると、皆さん、かき氷を食べている。
少しでも暑さを和らげようと、かき氷店には多くの客が押し寄せていた。

ひみつ堂・森西浩二さん:
今週ずっと暑かったから、急に今週になってお客さん増えた感じ。お客さんが増えるのはだいたい7月、今年はすごく早いですね。

暑い中、行列に並び、背中まで汗びっしょりの男性は、待ち望んだかき氷を口にし、「最高ですね、暑い中待っていたかいがありました」

一方、店員は…

ひみつ堂・森西浩二さん:
かき氷作るの手回しでやっているので、急に暑くなると本当に汗ダラダラになりながらやってます。

急に暑くなり、客が増えたことで、氷にかけるミルクなど、材料の仕入れが間に合っていない状態という。

ひみつ堂・森西浩二さん:
急に暑くなると、使う量がバーンって上がっちゃうんですよ。それで業者さんにもない。氷の解けるスピードがめっちゃ早いんですね。

夏本番前にエアコン掃除は早めに!

さらに、暑さとの戦いで大忙しだったのが、エアコンのクリーニング業者。
夏本番を控えたこの時期、1日20台以上の依頼があるという。

おそうじ革命大田区多摩川店・石田和也さん:
汗かいてきました。冷房を止めての作業になってしまので、暑いです。汗だくです。

クリーニング中はエアコンが使えないため、30度を超える暑さの中での作業に、何度も何度も汗をぬぐう姿があった。
暑さの中、こまめに水分補給をし作業をすること約40分、作業が終了。

これから暑さが増すにつれ、クリーニングの依頼も増える傾向だという。

おそうじ革命大田区多摩川店・石田和也さん:
Tシャツはもう3〜4枚替えを持ってきています。移動するたびに着替えて作業しています。

おそうじ革命大田区多摩川店・石田和也さん:
(掃除しないと)かびが飛んできている。それをお客さんが吸ってしまうので、そういう面でもやはり清掃は必ずした方がいいと思います。

依頼した人:
フィルターとか、手が届く範囲をふいたりはするんですけど、中までは全然できないので、今回お願いしてすごくよかったです。

これからの夏本番に向け、クリーニングは早めの予約が必要だという。
(「イット!」6月14日放送より)

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