田んぼアートにあのお笑い芸人が登場

とちぎテレビ

色の異なる稲を使って、田んぼに巨大な絵を描く「田んぼアート」で、那須塩原市の水田に、あのお笑いコンビの絵が登場しました。

12日から公開が始まった「田んぼアート」。およそ15アールの田んぼにそれぞれ、縦34メートル、横6メートルの大きさで、U字工事の二人がおむすびを食べて「うま!」と叫ぶ姿が描かれています。

田んぼアートを制作したのは、田んぼの持ち主の、那須塩原市の中野登喜男さんで、訪れた人に楽しんでもらおうと、田んぼアートを毎年手掛け、今年で14年目になります。今年のテーマは「おむすび」で、日本穀物検定協会が2023年産の米の食味ランキングを発表し、県北地区産のコシヒカリが、最高位の特Aに格付けされたことから、お米の消費拡大と地域活性化を願って制作しました。

U字工事が、中野さんの田んぼアートに登場するのは、2021年に続き2度目です。

作品は、コシヒカリをベースに、古代米や観賞用米など9種類の品種を使って、線や色味を表現しています。5月4日に田植えをはじめ、およそ1週間かかって完成させました。

この田んぼアートは、田んぼ脇に建てた高さ6メートルの櫓から鑑賞することができ、稲刈り前の9月下旬ごろまで楽しめるということです。

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