熱中症で2人搬送 大野と南越前で今年一番の暑さ 15日も真夏日予想で熱中症に注意

県内は14日も、10ある観測地点のうち6つの地点で30度を超える真夏日となりました。この暑さで県内では、2人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

小林直史記者:
「午後2時のJR福井駅前です。手元の気温計は33度を超えています。直射日光の下だと汗ばんできます」

高気圧に覆われた県内は各地で気温が上がり、最高気温は小浜で33.5度、大野で32.8度、福井で32.7度、南越前町今庄で32.4度など県内10の観測地点のうち6つの地点で30度を超える真夏日になり、このうち、大野市と南越前町は今年一番の暑さにりました。

福井駅前を歩いていた人はー
「扇風機を使っている。風があるのとないのとでは全然違う。首元に風を当てると体感が変わる」
「体が追いついていない。スポーツドリンクを常備している。夜は冷やし中華とか涼しくなるような物を食べたい」
「日傘がないと耐えられない暑さ」
「去年、日傘を買ったけど、去年はそんなに使わなくて、今年は6月から使っている」
「青空を楽しんでる暇もないくらい暑い。日焼けを気にして長袖にしている。」

奈良県からの観光客は「奈良も暑いですけど、でもこっちの方が暑いかも」と話し、香川県からの観光客も「香川県も南の方なのですごい暑さだけど、こっちも負けてない。あまり長時間外にいるのは…」と暑さに顔をゆがめていました。

この暑さで県内では、屋内で作業中だった越前町の60代女性と、屋外にいた敦賀市の70代女性が熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、いずれも軽症です。

県内は15日も高気圧に覆われて晴れ、各地で30度を超える真夏日が予想されるため、小まめな水分補給など引き続き熱中症には注意が必要です。

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