多摩川スーツケース死体遺棄事件 殺人容疑で元交際相手の女ら5人を再逮捕 

去年12月、川崎市の多摩川の河川敷で、スーツケースから男性の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は、死体遺棄の容疑ですでに逮捕していた元交際相手の女ら5人を、殺人の疑いで再逮捕しました。

殺人の疑いで再逮捕されたのは元交際相手の西高舞容疑者、母親の美保容疑者ら親族4人と、舞容疑者の交際相手の岩城周平容疑者、あわせて5人です。

神奈川県警によりますと5人は去年12月15日夜から16日未明にかけて、東京都大田区の舞容疑者の実家で、原唯之さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれています。

調べに対し美保容疑者は、容疑を否認していますが、ほかの4人は容疑を概ね認めているということです。

県警は、先月、去年12月16日に原さんの遺体をスーツケースに入れ遺棄した疑いで、5人を逮捕していて、これまでの調べで、原さんを殺害する前に舞容疑者と岩城容疑者が使用したスーツケースを購入していたことや、父親の昌浩容疑者ら男3人が遺体を遺棄した「実行役」だったことが分かっています。

県警はそれぞれの役割を決めたうえで計画的に準備し犯行に及んだとみて調べを進めています。

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