自民党横浜市連 政治資金パーティー開催に県内議員ら「センスがない」

自民党横浜市連が、来月に政治資金パーティーの開催を予定していることが分かりました。神奈川県内の議員らは「センスがない」などと批判しています。

横浜市議などで構成される自民党横浜市連は、毎年夏頃に「時局講演会」と名付け、政治資金パーティーを開催していて、今回は、来月11日に木原稔防衛大臣を講師に招く予定だということです。

会費は1人当たり1万円の銀行振り込みで、各議員にはパーティー券5枚が配られるといいます。

市連の山下正人幹事長は、「党の安全保障政策を伝えるために開催するもので、資金集めが目的ではない。 透明性は確保している」と話しています。

一方で県内の議員は「センスがない。 このタイミングでは今後の選挙に影響する」と批判。
さらに県内の党員からは「感覚がずれている。 市連会長が岸田政権の退陣を要求したが、なんだったのか」などと反発しています。

国会では、政治資金規正法の改正に向け、政治資金パーティーなどをめぐり、議論が交わされています。

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