「もちもちしておいしい」 小学生が地域の伝統「笹巻き」に挑戦〈宮城・七ヶ宿町〉

七ヶ宿町では巻いたササの葉にもち米を入れて作る地域の伝統食「笹巻き」作りに地元の小学生が挑戦しました。

これは七ヶ宿町の七ヶ宿小学校が伝統食作りを通して地域の人との交流を深めようと、毎年この時期に行っているものです。14日は1年生と2年生の児童20人が横川地区の住民から、この地域で古くから親しまれてきた伝統食「笹巻き」の作り方を教えてもらいました。
ササの葉には抗菌の効果があるとされ「笹巻き」は保存食としても活用されてきたといいます。
子供たちは住民の手ほどきを受けながら、丸めたササの葉にもち米を入れスゲで縛っていきました。鍋に入れ35分ほどゆでると「笹巻き」の完成です。
14日は住民があらかじめ用意してくれた「笹巻き」も提供され、子供たちが試食して伝統の味を確かめていました。

子供たちは
「楽しかった」「もちもちしていておいしい」「おうちでも作ってみたい」

子供たちは100個ほどの「笹巻き」を作り、それぞれの自宅に持ち帰ったということです。

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