佐賀空港駐屯地オスプレイ工事差し止め裁判 原告が「生業に支障が出る」などと訴え【佐賀県】

佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備をめぐり佐賀市の漁業者らが駐屯地工事の差し止めを求めている裁判で、原告が「生業に支障が出る」などと訴えました。

佐賀市川副町のノリ漁業者古賀初治さんら4人は、佐賀空港へのオスプレイ配備をめぐる自衛隊の駐屯地工事について、県有明海漁協が防衛省に用地を売却した際の手続きに問題があるとして、建設工事を差し止めるよう求めています。
14日は原告で漁業者の石尾義幸さんが意見陳述し「駐屯地造成のための盛土にはノリの生長を妨げる要因となる生石灰が混合されていて、生業に支障が出る」などと主張しました。

また、7月29日には佐賀や熊本など4県の住民らが提訴を予定していて、原告は最終的に100人から200人になるとしています。

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