カツオ 豊漁 和歌山県すさみ町

今年は、カツオが豊漁でケンケン鰹のブランドで知られる、すさみ町の漁港では、今日も競りが行われ活気づいています。

県水産試験場によりますと、春のカツオの漁は例年3月から5月末頃までだということですが、今年は、カツオの数が多いことに加えて、黒潮から枝分かれした潮が紀伊水道に流れ込んでいる影響で、水揚げ量も多く、今月に入っても水揚げが続いています。

また、和歌山南漁協によりますと、今年1月1日から昨日までの周参見漁港でのカツオの水揚げ量は294トンで、去年の同じ時期の198トンと比べて100トン近く多くなっているということです。

今日も、すさみ町の周参見漁港には、「一本釣り」や、船を走らせながら疑似餌を付けた釣り糸を複数引いて魚を取る「ケンケン漁」で釣り上げられたカツオが並び、仲買人たちが次々と競り落としていました。

すさみのカツオは大阪や京都、東京方面へ出荷されるということです。

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