“強盗致傷・住居侵入”少年4人含む6人逮捕 佐賀・長崎

佐賀県と長崎県で窃盗目的で住宅に侵入し、犯行を目撃した住人らを蹴り重傷を負わせたなどとして、16歳から18歳の男や少年、あわせて6人が、強盗致傷や窃盗、住居侵入の疑いで14日までに逮捕されました。

警察によりますと、いずれも18歳の自称・土木作業員の男と解体作業員の男は、仲間の17歳と16歳の少年2人と共謀して、今年3月、佐賀県唐津市の住宅に侵入、犯行を目撃した60代女性の背中を蹴って階段から転落させ、全治2カ月の重傷を負わせた疑いがもたれています。

この事件とは別に18歳の男2人は、仲間の別の少年2人とも共謀し、今年2月、長崎県佐世保市の住宅に侵入し、現金3千円を盗んだうえ、取り押さえようとした30代男性の顔などを複数回、殴って全治1週間のけがをさせた疑いでも逮捕されています。

6人は、地元や職場などで知り合った仲間同士で、共謀してあわせて4件の強盗致傷・住居侵入・窃盗事件を起こしていたとみられています。

警察は、ほかにも佐賀県と長崎県で、就寝中を狙った窃盗事件を複数件、把握していて関連を調べています。

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