サルに引っかかれ小6男児けが 警察が警戒強化

福岡県那珂川市で小学6年生の男の子がサルに襲われ、腕を引っかかれるけがをしました。

警察が14日から登校時間のパトロール態勢を強化しています。

去年9月、那珂川市で目撃されたサルの映像です。

市内ではこの時期、人が襲われる被害が相次ぎましたが、今年に入り、目撃情報や被害は減っていました。しかし…。

13日午後6時すぎ、那珂川市別所の路上で、近くに住む小学6年生の男の子がサルに襲われました。

男の子は、友達の家から1人で帰っていたところ、畑から飛び出したサルが足にしがみつき、右腕を引っかかれたということです。

周辺の小学校付近では14日朝、登校時間に合わせて警察が態勢を強化し、パトロールを行うなどして警戒にあたりました。

那珂川市は、サルに遭遇した際には、「不用意に近づかない」「目を合わせない」「大きな声を出さない」などと注意を呼びかけています。

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