JR広島駅 新ビル工事 松井市長が安全点検

6月は公共工事災害防止強調月間です。広島市の松井市長は来年春の開業を目指すJR広島駅・新ビルの工事現場を視察しました。

建設が進むJR広島駅の新ビルでは14日も南側2階に乗り入れる路面電車の橋桁設置工事が行われています。

広島市の松井市長が工事現場を視察し担当者から長さ約42メートル、重さ約250トンの橋げたを駅ビル側に寄せる作業の説明を受けました。合わせて現場の安全管理体制についても確認しました。

今から33年前の1991年3月、広島市安佐南区のアストラムライン建設現場で起きた橋桁落下事故。車11台が下敷きになるなど15人が死亡し8人が重軽傷を負いました。

14日は公共工事災害防止強調月間の取り組みとして、工事の受注者である広島電鉄の担当者から安全宣言が出されました。

■松井市長

「公共事業での人災を含む事故が 起きないようにということと、 お願いしたくやってきた」

「今日を見る限り大丈夫」

工事は、16日と17日の深夜から早朝にかけても行われ、橋桁が駅ビル2階に接続されます。

《2024年6月14日放送》

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