春季大会で初Vの春日は「挑む気持ちで」夏の頂点を目指す【高校野球福岡大会】

抽選会で番号を読み上げる春日の樋渡主将

第106回全国高校野球選手権福岡大会の抽選会が14日、福岡市で行われた。春の福岡大会で初優勝を果たした県立校の春日の初戦は7月2日、春日公園野球場で大川樟風と対戦する。

春の福岡大会では福岡工大城東や九州国際大付など甲子園出場経験のある私立強豪校を倒して優勝したが、初の九州大会では佐賀北との公立対決で1点差で惜敗。九州大会後は「接戦をモノにする」というスローガンを掲げ、1点にこだわって練習してきた。「春の県大会で優勝したからといって自分たちの戦い方が変わるわけではない。優勝したことは忘れて挑む気持ちで夏の大会に臨みます」と樋渡力紀主将(3年)。チーム全員で高めてきた「守り勝つ野球」で夏の頂点を目指す。

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