積み木をのどに詰まらせた1歳男児「今も意思疎通ができず」 園長ら8人を書類送検 容疑認める

おととし徳島県の保育施設で、当時1歳の男の子が積み木をのどに詰まらせ低酸素性脳症になった事故があり、警察は業務上過失致傷の疑いで園長ら8人を書類送検しました。

おととし12月、徳島県の北部にある保育施設の中で、ここに通う当時1歳の男の子が直径2.4センチ・高さ3センチの積み木を口に入れ、のどに詰まらせて窒息しました。

警察によると、職員が男の子が嘔吐しているのを発見し、心肺停止の状態で病院に搬送されました。

搬送中に積み木は取り除かれ、一命をとりとめましたが、男の子は低酸素性脳症となり、いまも意思疎通はできないということです。

警察は、保育士がのどに詰まらせるものを子供に触れさせないよう注意する義務を怠った疑いで、園長ら8人を書類送検しました。

調べに対し、園長らは容疑を認めているということです。

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