【ヤクルト】奥川恭伸“808日ぶり”先発は5回1失点 勝利投手の権利を持って降板

6月13日試合終了時点でのセ・リーグ順位表

◇プロ野球セ・パ交流戦 オリックス-ヤクルト(14日、京セラドーム)

ヤクルトの先発は奥川恭伸投手。2022年3月29日巨人戦(神宮)以来、808日ぶりとなる1軍のマウンド。

前日の取材には「一番は、抑えて勝つ試合を届けられたらいいなと思う。もちろんそこを目指すんですけど、結果というのはやってみないと分からないので、とにかく最後まで頑張りたいと思います」と話していました。

初球は150キロのストレート。その後オリックス先頭打者・廣岡大志選手はライトへの大きな当たり。これをヤクルトのライト丸山和郁選手が好捕をみせ最初のアウト。味方のファインプレーにホッとし笑顔を見せました。その後エラーからランナーを3塁まで進められるも、後続を断ち切り3アウトを奪います。

2回には先頭打者・紅林弘太郎選手にヒットを許すも、続く宗佑磨選手をピッチャーゴロでのダブルプレー。鮮やかなフィールディングを見せます。その後、連続安打を打たれピンチを背負いますが、9番若月健矢選手をスライダーで今季初の三振を奪います。

4回に杉本裕太郎選手に今季初となるホームランで1点を許しますが、5回には初の三者凡退で3アウト。勝利投手の権利をつかみ取ります。奥川投手は5回79球、被安打7、3奪三振、1失点で降板。多くのピンチを迎えましたが、ソロホームランの1失点に抑えました。ヤクルトは6回表を終えて4-1とリードしています。

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