地域全体で継続的なクマ対策へ 安全確保や足跡の見分け方などについて自治体職員を対象にした研修会 秋田

秋田朝日放送

秋田県内各地でクマの目撃が相次ぐなか出没に備え自治体の職員が知識やスキルを実践的に学びました。地域全体での継続的な対策が求められます。

秋田県や各市町村の職員が参加した14日の研修会ではクマが茂みの中に隠れていることを想定し対応を確認しました。茂みに入り込むと近くにいてもなかなか気づくことはできません。クマの姿が見えなくなってしまっても周辺に残された足跡をたどることで次の対応につなげることができます。クマの場合前足と後ろ足が並ぶように跡が付くことが多いといいます。情報共有のためクマの足跡を撮影する時はサイズや足跡の形がわかるよう撮影します。住民の日常的な備えには行政のサポートが重要で、地域全体での継続的な対策が求められています。

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