商業施設が「欲しい!」を後押し 1人4万円の定額減税を何に使う? 鹿児島

6月から始まった「定額減税」。

物価の高騰を背景に、国の経済政策の一環として、所得税と住民税が1人あたり合わせて4万円減税され、その分、手取りが増えることになります。

これにあわせて、鹿児島市の商業施設では「4万円均一商品」などを取りそろえたキャンペーンが6月14日から始まりました。

Q「4万円で何をしたいですか?」
「旅行に行きたいですね」
「今欲しい家電があってそれに使いたい」
「孫が保育園に行ってるので、身近な物をそろえてあげたい。孫に欲しいものは何でも買ってあげたい」

Q「財布の紐が緩んじゃいますね」
「開けっぱなしなので大丈夫です」

1人4万円の「定額減税」。

「実感が湧かない」という声もありますが、いざ使い道を考えると、迷ってしまいますね。

そんな定額減税の開始にあわせて、こちらの商業施設では、14日から生活応援企画がスタートしました。

庄村奈津美記者
「家計を応援しようと、こちらのお店では定額減税の控除額に合わせて4万円の商品が並んでいます」

大型テレビや…炊飯器…そして、ハンディー掃除機。

さらに、食品のストックに人気の小型の冷凍庫もすべて4万円!

4万円の使い道はほかにも…

「赤ちゃんができたので赤ちゃんに使いたい」
Q「ベビー用品は見ていますか?」
「まだ全然見ていないです」

何かとお金がかさむ子育てアイテム。

ベビーカーやチャイルドシートも通常5~6万円の品が4万円で販売されています。

このほか、衣料品を中心に、特別割引価格の商品も取りそろえ、消費者の「欲しい!」を後押しします。

イオン九州 営業本部 鹿児島事業部・尾籠拓事業部長
「定額減税4万円というキーワードでたくさんの家電等を用意しています。
できるだけお客さんに消費を楽しんでもらいたいという思いで、今回ビッグセールを企画しました」

「4万円均一」商品は6月いっぱい、数量限定で販売されるということです。

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