新曲MV公開停止のミセスMステ生出演「歌える環境に感謝」「青と夏」歌唱にファン歓喜「こんな見事な方向転換ある?」

 Mrs.GREEN APPLE

 新曲「コロンブス」のミュージックビデオが公開停止となった3人組バンド、Mrs.GREEN APPLEが14日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」2時間SPに生出演した。

 オープニングでタモリから「新曲と『青と夏』をやってくれるということで」と紹介され、ボーカルの大森元貴が「『青と夏』をMステで歌わせていただくのは、6年ぶりになるので」とあいさつした。

 当初は、「コロンブス」を歌う予定だったが、番組の公式Xでは「所属事務所の申し出により、一部変更となりました。急遽の変更が発生してしまったことをおわび申し上げます」と報告された。さらにこの日になって代表曲「青と夏」の歌唱が発表され、ファンの間では「こんな見事な方向転換ある?」「ぶちかませー」と喜ぶ声がXに集まった。

 「青と夏」はこの日のラスト曲として披露。タモリから「どうでしたか?」と聞かれた大森は「本当に歌が歌える環境に感謝です」とコメントした。

 ミセスの公式HPには、12日に発表した新曲「コロンブス」のミュージックビデオについて「本映像はMrs.GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGAで制作いたしましたが、歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と説明されている。

 MVは12日に公開。コロンブス、ナポレオン、ベートーベンといった扮装(ふんそう)の3人が登場し「生きた時代の異なる偉人が一緒に旅をしたら?」という想像のストーリーが描かれた。3人がやってきた場所にいたのはサルのような人がおり、馬車を引かせるなどの描写があった。

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