トヨタ、「ノア」「ヴォクシー」「プリウス」「クラウン」など25車種にカメラの不具合で車両周辺が確認できないおそれ 計23万5077台リコール

by 編集部:椿山和雄

2024年6月14日 発表

トヨタ自動車は6月14日、同社の「ノア」「ヴォクシー」「プリウス」「クラウン」など25車種について、前方・後方カメラの不具合で車両周辺が確認できないおそれがあるとして、計23万5077台のリコールを国土交通省に届け出た。

不具合は、パノラミックビューまたはバックガイドモニターにおいて、溶着設備の管理が不十分なため、カメラケース接合面の防水性が確保できず、雨水等が浸入することがある。そのため、回路が腐食して導通不良となりカメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないおそれがある。

改善措置として、全車両の当該カメラの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。

対象車両はトヨタ「ヴォクシー」「ノア」「プリウス」「カローラツーリング」「クラウン」「シエンタ」「ミライ」「bZ4X」、レクサス「RX350」「RX350h」「RX450h+」「RX500h」「NX250」「NX350」「NX350h」「NX450h+」「UX200」「UX250h」「UX300e」「LS500」「LS500h」「ES300h」「LX600」「RZ450e」、スバル「ソルテラ」。

製作期間は、2022年11月7日~2023年9月27日。これまでの不具合件数は127件で、事故は発生していない。

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