決死のレシーブで看板接触 心を揺さぶった女子バレー林琴奈に痺れる声多数「好きになる」

カナダ戦に出場した日本代表の林琴奈【写真:VNL提供】

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会は13日、北九州市の西日本総合展示場で女子の予選ラウンド第3週が行われ、世界ランク6位の日本は同10位のカナダに2-3で逆転負けしたものの、条件を満たしてパリ五輪出場決定が発表された。守備の要である林琴奈は、カナダ戦で看板に接触しながら決死のレシーブを試みるなど孤軍奮闘。好レシーブを連発する姿に、ファンからは「あかん泣きそう」「すごすぎる」と感動した様子の声が上がっている。

魂のレシーブが、日本ファンの心を揺さぶった。カナダ戦の第5セット。13-13から相手のバックアタックをリベロの福留慧美が弾くと、ボールはフラフラとコートの後方へ。追いかけた林は、ボールに向かって決死のダイビングレシーブ。そのまま滑り込み、コートエンドの看板に接触した。幸い怪我はなかったが、ボールは惜しくもつながらず。しかし、土壇場の勇気あるプレーに場内からは歓声が上がった。

カナダ戦ではアウトサイドヒッターとして古賀紗理那に続く13得点を挙げながら、守備でも好プレーを連発した林の姿に、ファンは感激。SNS上には「泥臭いレシーブで軽率に好きになってしまう」「林選手のスーパーレシーブ あかん泣きそう」「林琴奈のレシーブがすごすぎる」「林さんのレシーブ泣ける」など痺れた様子の声がズラリと並んだ。

カナダに敗れたが、条件を満たし、パリ五輪切符獲得が発表された日本。本大会でのメダル獲得に向けて、東京五輪を経験し、所属するJTマーヴェラスでは昨季Vリーグベスト6にも選出された林の力は必要不可欠だ。伸び盛りの24歳は、NL残り2試合もハッスルプレーでチームを盛り上げていく。

THE ANSWER編集部

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