沖縄戦について学び平和の尊さを考える出前授業

沖縄戦について学び、平和の尊さについて考えを深めてもらおうと高校生を対象にした出前授業が行われました。

14日、北中城高校で行われた出前授業は、県が主催する「沖縄平和賞」の取組の一環で行われました。

うなぁ沖縄玉城直美さん:
「今の私が、高校生が何が出来るんだろうということを一人一人が考える時間です。大きなことは出来なくても良い。でも何か出来るはずという視点でぜひ学んでほしい」

出前授業では、沖縄戦当時、戦争に巻き込まれた住民たちが迫られた、どのガマに誰と一緒に逃げるのかという選択を自分の身に置き換えて考えるワークショップなどが行われました。

男子生徒:
どこのガマに行った方が良いとか一つ一つの選択がすぐ亡くなったりとか、大きく変わっていくこと(が印象に残っています。)

女子生徒:
「(ワークショップを通して)話を聞くだけじゃ全然分からなかったことを体験できて非常に良かったなと思っています。(平和な世界にするために)もし自分が相手の立場だったらを考えて、丁寧に生活していけたら良いなと思います」

生徒たちは、沖縄戦当時の人々の気持ちを想像することで、戦争の悲惨さを改めて感じ、平和の尊さについて学んでいました。

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