土産や旅のお供に 温泉名物「あんぱん」自販機 新花巻駅構内

JR新花巻駅にお目見えした花巻温泉名物あんぱんの自動販売機

 花巻市湯本の花巻温泉(安藤昭代表取締役社長)は、名物「あんぱん」の冷凍自動販売機を同市矢沢のJR新花巻駅構内に設置した。販売開始を記念して14日に除幕式を行い、土産や旅のお供として多く利用されることを期待した。

 同温泉は3月、同市轟木の道の駅はなまき西南に同あんぱんや牛タンシチューなどをラインナップしたオリジナル自販機を設置。新花巻駅コンコース内に今回お目見えした「2号店」はあんぱんのみの販売となり、1個300円(税込み)で同温泉日帰り入浴割引券200円分を同封する。

 県産小麦「銀河のちから」を使用した薄皮に、北海道産の粒あんがぎっしりと包み込まれたあんぱんは、年間20万個を売り上げる人気商品。常温1時間30分ほどの自然解凍で食べることができる。自動販売機の決済方法は現金のみだが、今後は交通系電子マネーやQRコードに対応する決済端末を取り付ける予定だ。

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