by 石橋 一衛
Apple Computerとバンダイ・デジタル・エンタテイメントが共同開発したゲーム機「ピピンアットマーク」の中古品が、BEEP 秋葉原店に入荷。
「コントローラーの一部にやや難がある」「ビデオケーブル欠品」という中古品で、価格は78,000円。製品パッケージやマニュアル類は付属しています。
当時としては珍しいインターネット接続機能を搭載したマルチメディア端末として話題にはなりましたが、店頭では発売直後から「申し込み書に記入してから後日発送」という非常に珍しい販売形態を取っていたため、「店頭展示はあるが、すぐに購入したくても店に在庫が無い」という状況でした。
その後、販売方法は変わったものの、結果として「世界一売れなかったゲーム機」「黒歴史」など散々な評価を下されることになります。
当時、筆者は販売店でピピンアットマークの売り場にいましたが、注文は少なかったと記憶しています（たまに法人客が注文していたくらい）。あと、本体の在庫が無いのに、ゲームソフトのコーナー（Macintosh用ゲームなど）を準備したような気がします。
今回の中古品は、ゲームを楽しむというよりはコレクターズアイテムだと思いますが、気になった方はお店を覗いてみてください。
