布団をしまいたい母と元保護猫の攻防に和む「今日もたっぷり甘えよう」

まあまあまあ、まだこうしてアムアムしてもいいじゃありませんか

布団を片付けたいお母さんと、甘えん坊な元保護猫さんのほほえましい攻防が、Xで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@luna7taka9」さん。

当ポストには2024年6月6日時点で399件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事中では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

優しく起こすお母さんの手をキャッチする、猫の「モカ」くん

「モカそろそろ起きて〜」というコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。

【写真1枚目/全5枚】そろそろお布団を片付ける時間だそうですが…?2枚目は「猫の手」をチェック

Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の男の子「モカ」くん。モカくんはお布団の上でウトウトしているようですが、そろそろ布団を片付けなければなりません。

そこでお母さんは「モカちゃん、お布団片付けるから起きませんか?」と、優しさあふれる声で話しかけます。するとモカくんは……?

ほほえましい攻防に、忙しい朝もホッコリした気持ちになりそう

【写真2枚目/全5枚】お布団を片付けるのは後にしませんかニャ?

かわいい両手でお母さんの手をキャッチするモカくん。優しく声をかけるお母さんの言葉を聞いて、少し考えるように動きを止めます。

しばらくするとお母さんの手のひらを「アムアム」と甘噛みし、手をチョイチョイしてじゃれつきます。お母さんのを見上げる佇まいからは「もう少し横になっていたいよ~」なんて甘えん坊な声が聞こえてきそう……!

お母さんも楽しそうに「起きたか、起きろ起きろ~」と優しい声かけ。しかしモカくんは一向に、起き上がる気配を見せません……!ほほえましい攻防はなかなか収束しないようで、思わず笑みがこぼれてしまいます。

忙しい朝にホッコリとした気持ちをもたらしてくれそうな、かわいいリアクションのモカくんでした。

【写真4枚目/全5枚】モカくんのおうちにはお友達の猫もいっぱい!

ポストには「なんて優しい起こし方!お母さんのそんな優しさに包まれているから、幸せも睡眠もいっぱいハッピー」「甘噛みかわいい」「今日もたっぷりママさんに甘えようね」などのコメントが続出。

投稿主さんも「もう少し寝たい…でもご飯……」といった楽しい返信をされるなど、ポストは賑わっています。

モカそろそろ起きて〜#猫 #保護猫 #茶トラ #癒し #愛おしい #猫のいる暮らし #猫のいる幸せ #おはよう #起きて pic.twitter.com/CKhxYsiqDx

— 月と鷹 (@luna7taka9) June 1, 2024

犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この後にも続きますよ)。

犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費用など、多くの経費を必要とします。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。

犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に

まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。

犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

犬全体:244万8784円(14.65歳)

  • 超小型:253万2347円(15.30歳)
  • 小型:217万3910円(14.05歳)
  • 中型・大型:231万7006円(13.52歳)

【2022年】生涯必要経費

犬全体:251万7524円(14.7歳)

  • 超小型:246万8346円(15.31歳)
  • 小型:246万133円(14.28歳)
  • 中型・大型:305万5401円(13.81歳)

【2023年】生涯必要経費

犬全体:244万6068円(14.62歳)

  • 超小型:255万4012円(15.07歳)
  • 小型:238万2200円(14.29歳)
  • 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)

2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。

続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。

猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある

猫の生涯必要経費も見ていきましょう。

内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。

※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出

【2021年】生涯必要経費

猫全体:153万5678円(15.66歳)

  • 外に出る:136万2622円(13.75歳)
  • 外に出ない:168万8932円(16.22歳)

【2022年】生涯必要経費

猫全体:131万6467円(15.62歳)

  • 外に出る:132万3874円(14.24歳)
  • 外に出ない:130万1776円(16.02歳)

【2023年】生涯必要経費

猫全体:149万8728円(15.79歳)

  • 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
  • 外に出ない:153万4047円(16.25歳)

2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。

このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。

迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。

本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。

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個性豊かな5匹の猫ちゃんと暮らしています

最後に、投稿者さんに詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。

――普段はどのような子ですか?

普段はそれぞれ、お気に入りの場所で眠っています。

家に帰ると、その日によって違いますが、扉の前で誰かが待っていて、可愛い声で鳴いてくれます。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

モカは、噛んだあとに必ず「ごめんね」とペロンとします。

――自慢のポイントは何ですか?

ご飯の時は、きちんと座って待ってから食べます。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

@luna7taka9
一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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