DeNAドラ1・度会 4戦連続タイムリー&3戦連続マルチ チーム今季初5連勝

 3回、先制となる内野安打を放つ度会(撮影・西岡正)

 「西武1-5DeNA」(14日、ベルーナドーム)

 きっちりと仕事を果たした。三回、1死二、三塁。先制の好機で打席を迎えたDeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=は、低めに落ちるフォークをしぶとくとらえ、遊撃への適時内野安打。11日のロッテ戦で1軍復帰後、4試合連続で適時打をたたき出した。

 「追い込まれていましたが、気合で打ちました」。度会は生き生きとした表情で振り返った。六回にも中前打でチャンスメークし、3戦連続マルチ安打をマーク。筒香の勝ち越しの三塁打を呼び込んだ。「もともと選球眼には自信がある。その中で甘い球を振りに行くのがスタイル。もっと見極めを追求していきたい」と進化に手応えを感じている。

 13日のロッテ戦から2番に座るが、三浦監督は「いいところで回ってくる。その中で、しっかりと結果を出しくれている」と勝負強さに目を見張る。チームは今季初の5連勝。交流戦ラストスパートを、度会がけん引する。

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