茨城県下妻市大宝の大宝八幡宮(山内雄佑宮司)の境内でアジサイが見頃を迎えている。現在「あじさい祭」が開かれており、青や紫、白、ピンクなどの花々が参拝者を楽しませている。7月7日まで。
約300種約4千株あるという同八幡宮の見どころは、境内北側の「あじさい神苑」だ。大宝城跡の土塁の保全を目的にアジサイを植えており、毎年きれいに咲くよう氏子や地域のボランティアが草取りなどの手入れを行っている。
同市出身で東京都台東区から訪れた山室美智子さん(78)は「久々に参拝したが、とてもきれい。この景観を守っていってほしい」と感想を話した。6月16日は午前10時ごろから、野だてと草花の当たる抽選会が行われる。