プレミアクラブが久保争奪戦 トッテナムvsアストン・ビラに英注目「エキサイティングな機会」

移籍の噂が絶えない久保建英【写真:徳原隆元】

トッテナムはソシエダに84億円のオファーを出したと報道

スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、イングランド1部トッテナムが今夏獲得へ本腰を入れる可能性が浮上した。日本人アタッカーの今夏プレミアリーグ入りは実現するのか、英メディアも注目している。

久保は2022年夏にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。加入初年度の昨季は中心選手としてリーグ戦9ゴールをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。今季も主力として公式戦39試合で7得点4アシストの成績で存在感を発揮した。

久保の去就動向に関する新展開として英メディア「TEAM TALK」はアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムが5000万ユーロ(約84億円)で「入札を開始した」と報道。かねてから獲得に関心を示していたクラブの1つとされていたなかで、今夏の獲得に本腰を入れる構えだと伝えている。

トッテナムはUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を持つプレミアリーグ5位だった一方、同4位でCL出場権を持つアストン・ビラも久保に興味を示しているとの報道もある。そのなかで、英メディア「Caughtoffside」は久保に熱視線を送っている。

「プレミアリーグへの移籍は、タケ・クボにとってエキサイティングな機会となるだろう。トッテナムもアストン・ビラも、彼に高いレベルでの競争の場を提供する可能性がある。タケ・クボは(世界)トップレベルに到達するポテンシャルを秘めており、プレミアリーグのクラブに加入すれば、成長を加速させることができるだろう。経験を積むことでさらに上達する可能性は高い。アストン・ビラが数日中に正式オファーを出すかどうかが注目される。スパーズ(トッテナム)はすでにタケ・クボの獲得に向けた第一歩を踏み出しており、具体的なオファーを提示したことで、自分たちが主導権を握っていると感じているのかもしれない」

記事では、アストン・ビラの本気度次第で、プレミアクラブによる争奪戦の様相を呈する可能性に注目していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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