謎解きクリエイター・松丸亮吾が「ドラえもん」で声優初挑戦!「子どものころの僕はのび太だったんですよ(笑)」

『ドラえもん』松丸亮吾が2週連続出演!(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

TVアニメ『ドラえもん』で、2024年6月15日から2週にわたり、子どもたちにも大人気の謎解きクリエイター・松丸亮吾とのコラボレーションが行われることがわかった。松丸は、本日の放送回ではミニコーナー「ドラガオじゃんけん」に登場。来週6月22日の放送回では、謎解きがテーマの「謎解き!ハラハラハウス」というエピソードで声優に初挑戦する。

松丸が声の出演を果たす『謎解き!ハラハラハウス』は、“家”で謎解きが楽しめるひみつ道具“ハラハラハウス”をめぐる大騒動を描いたオリジナルストーリーだ。物語は、のび太が誤ってハラハラハウスのスイッチを押してしまったところから始まる。

いきなり、野比家をステージとした謎解きの世界に放り込まれてしまったドラえもんとのび太は、ゲーム中はほかのひみつ道具を使うことは許されない中で、自分たちのひらめきのみで謎解きに挑む。不正解だと天井や壁が迫ってきたり、風船に押しつぶされそうになったり……と、まさにドキドキハラハラの展開を見せる。
松丸が担当するのは、そんなハラハラハウスのゲームナビゲーションの“声”だ。次々とミッションやヒントを提示し、のび太たちのチャレンジを導いていく役どころとなる。

『ドラえもん』松丸亮吾が2週連続出演!

先日、初めてのアフレコに挑戦した松丸は、スタジオ入りした直後は「緊張する~!」と話していたとのこと。だが、いざアフレコをスタートすると、中学・高校と演劇部に在籍していたこともあり声の張りやセリフ表現もしっかり、なめらかだったそうだ。同じブースで収録したドラえもん役の水田わさびも「やっぱり発声がいいですね、バッチリでした!」と大絶賛するほどで、NGもほとんどないまま収録はスムーズに進行したという。

声優初挑戦を終えた松丸は「人生初のアフレコだったのでとても緊張していたのですが、ドラえもん役の水田わさびさんが丁寧に教えてくださったので緊張がどんどん解けていき、声に気持ちを入れることができました。でも、ヘッドフォンからはほかの声優さんの声もリアルタイムに流れてくるので、耳元から突然、『ドラえもん』の世界に入ったような感覚になって最初は鳥肌が止まりませんでした!」と、大興奮の面持ちでアフレコの感想を語った。

『ドラえもん』松丸亮吾が2週連続出演!

また、謎解きクリエイターとして活躍中で、昨年は脱出ゲームの世界大会で優勝するなど輝かしい経歴を持つ松丸だが、実は子ども時代はのび太に共感していたとも告白する。「僕は末っ子で兄たちにいつもケンカで負けていたから、のび太にすごくシンパシーを感じていました。実は、勉強こそできたものの、子どものころの僕はのび太だったんですよ(笑)。当時はのび太に感情移入して“のび太がんばれ!”と言いながら『ドラえもん』を見ていました」と、意外なエピソードも明かした。

『ドラえもん』松丸亮吾から謎解きチャレンジ!

そんな松丸は、ストーリーの中でのび太たちが挑む謎解き問題も監修しており、さらには特別にオリジナルの謎解きについても考案した。視聴者に向けて出題のうえ、答えは22日の放送回にて解説される。

松丸は、『ドラえもん』の謎解きづくりについては「今回は特に“ハラハラハウス”が本当にあったら、こんな問題を出すのでは?という視点を意識しました。『ドラえもん』の世界に登場するキャラクターをできるだけ多く交えた問題にしたいなと思い、パズルを組み替えるように問題を作り変えていき、納得できる形に仕上げました」と語り、その出来栄えに自信をのぞかせている。22日の放送回では、ドラえもん、のび太と一緒に謎解きも楽しもう。

なお、本日6月15日はジャイアンの誕生日にあたることから、17時からの放送ではジャイアンが月で大暴れ!?するオリジナル短編エピソード「ふたりっきりで月旅行」が「ウルトラリング」との豪華2本立てでオンエア。エンディングは、2022年リリースの最新曲「ジャイアントドリーム」が流れる。松丸が登場する「ドラガオじゃんけん」含め要チェックだ。

<以下、コメント全文掲載>

松丸亮吾

――アフレコ初挑戦された感想を教えてください

人生初アフレコだったのでとても緊張していたのですが、収録ブースが同じだったドラえもん役の水田わさびさんがやさしく話しかけてくださり、イチから丁寧に教えてくださったので緊張がどんどん解けていき、声に気持ちを入れることができました。でも、ヘッドフォンからはほかのブースの声優さんの声もリアルタイムに流れてくるので、耳元から突然、『ドラえもん』の世界に入ったような感覚になって…最初は鳥肌が止まりませんでした!

いちばんびっくりしたのが、脚本の中で「……」など文字になってないセリフ、いわゆる“アトリブ”です。どうやって読むのかなと思っていたら、みなさん、同じ「……」でもその都度、まったく違う感情の声を出すんです。やっぱり声優のみなさんはスゴイな、と改めて尊敬しました。

――アフレコで意識されたことは?

中学、高校で演劇部に入っていたのでその経験が生きたのか、わさびさんが「お腹から声が出ているね」とほめてくださってうれしかったですね。「リラックス、リラックス!」「いつもの感じで!」と自分に言い聞かせ、楽しみながら挑戦しました。

――今回のコラボの謎解きづくりでこだわったところは?

“ハラハラハウス”が本当にあったら、こんな問題を出すのでは?という視点を意識しました。ドラえもんの世界に登場するキャラクターをできるだけ多く交えた問題にしたいなと思い、パズルを組み替えるように問題を作り変えていき、納得できる形に仕上げました。

『ドラえもん』は最後に伏線回収やひらめきが待ち受けているストーリーが多く、いつかそういうものを謎解きで作ることができたらと思っていたので、今回のオファーをいただいたときは“絶対にやりたい!”と思いました。だから本当に感動、感激です。僕自身、放送が楽しみで仕方がないです。

――『ドラえもん』にまつわる思い出を教えてください

『ドラえもん』のアニメはだいたい家族で見ていたので、どうしても兄たちとの思い出とつながるのですが…僕は末っ子で兄たちにいつもケンカで負けていたから、のび太にすごくシンパシーを感じていました。実は、勉強こそできたものの、子どものころの僕はのび太だったんですよ(笑)。当時はのび太に感情移入して「のび太がんばれ!」と言いながら『ドラえもん』を見ていました。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

主人公と一緒に謎解きを体験できるストーリーなんてほかのアニメ作品にはないと思いますし、『ドラえもん』で謎解きを題材に描いてもらえるのは謎解きクリエイターとしてとてもうれしく光栄です。この『ハラハラハウス』を通して謎解きのワクワク感が伝わって、子どもたちの夢がどんどん広がるといいなと思っています。また、今回は僕が考案したコラボ問題を事前に公開するので、ぜひご家族みんなで謎解きに参加して楽しんでほしいですね。

TVアニメ『ドラえもん』
【毎週土曜】ごご5:00~5:30
<松丸亮吾が2週連続出演!>
2024年6月15日(土)ミニコーナー『ドラガオじゃんけん』に登場!
2024年6月22日(土)『謎解き!ハラハラハウス』で声優初挑戦!

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

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