【お金の洗い方】汚れた硬貨をきれいにする方法を試した結果…使うのがもったいないくらいピカピカに!

お金は不特定多数の人が手にするため、どうしても汚れてしまうもの。財布に入っていた硬貨を見てみると、古いものはやはり汚れて変色していました。汚れた硬貨は、自分できれいにすることができるようなので試してみました!

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硬貨の洗浄方法は、硬貨の素材によって違う

現在、日本で使用されている硬貨はどのような素材でできているかご存じでしょうか?造幣局のホームページに、それぞれの硬貨の素材を紹介するページがありました。

・1円玉:アルミニウム
・5円玉:黄銅
・10円玉:青銅
・50円玉:白銅
・100円玉:白銅
・500円玉:ニッケル黄銅、白銅及び銅

ほとんどの硬貨が銅製であることが分かります。

銅貨の洗浄方法

銅貨は比較的簡単に洗浄できる素材です。家にあるアイテムを使用してきれいにすることができます。

①酸性の調味料を使って洗浄する

酢やレモン汁、ソースなどの酸性の調味料を使用して洗浄します。

小皿に調味料を入れ、数分浸します。今回は酢を使用しました。

柔らかい布等で表面を軽く擦ります。水で洗い流し、水気を拭き取って乾かしたら完了です!

②クエン酸を使って洗浄する

調味料だけでなく、掃除用のクエン酸を使用して洗浄することも可能です。

小皿に少量のクエン酸を入れ水で溶きます。

クエン酸水を付け、柔らかい布等で表面を軽く擦ります。あまり汚れが取れなかった場合は、歯ブラシで軽く磨きます。

水で洗い流し、水気を拭き取って乾かしたら完了です!

③重曹を使って洗浄する

50円玉や100円玉、500円玉にはニッケルが含まれています。このニッケルが使われている硬貨を洗浄する際に特に効果的なのが重曹です。

大さじ1の水に対し、大さじ2の重曹を加えて混ぜます。

歯ブラシに付けて磨きます。

水で洗い流し、水気を拭き取って乾かしたら完了です!

アルミニウム硬貨の洗浄方法

1円玉のようなアルミニウム硬貨を洗浄する際は、酸性を避けるよう気を付けましょう。今回は、歯磨き粉を使用します。

歯ブラシに歯磨き粉を付けて磨き、水で洗い流して水気を拭き取り、よく乾かしたら完了です!

専用の商品を活用する方法も

家にあるものだけでも十分に硬貨を洗浄することはできますが、100均にも専用の貴金属磨きクロスなどの商品があります。

商品の説明に沿って磨くだけで完了です!このような便利アイテムを活用するのもありですね。

before・afterを比較!

〈before〉

〈after〉

特に10円玉と500円玉の変化がスゴイ!

洗浄前の10円玉は完全に変色していましたが、きれいな銅色に戻りました。500円玉は新しい硬貨だったので汚れが落ちやすかったようで、新品さながらに。

硬貨を洗浄する際の注意事項

硬貨を洗浄する際は、硬貨が錆びてしまわないように気を付ける必要があります。

酸性の調味料やクエン酸を長時間付着したままにしていたり、水洗いの際の水分を残したままにしておかないようにしましょう。

「貨幣損傷等取締法」という法律の存在も知っておこう!

日本には、貨幣を損傷または鋳潰す(いつぶす)ことを禁じた「貨幣損傷等取締法」という法律があります。

今回ご紹介した硬貨の洗浄では、形が変わるほど損傷することはないはずですが、くれぐれも注意を払うようにしましょう。

ピカピカになった硬貨を見ていると気分が上がります。財布に入れたままにしておきたいほど(笑)。金運もアップしそうな予感です♪

文・写真/mayumi

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