色彩際立つ、紅の花 河北のハウスで見頃

満開となり見頃を迎えた紅花資料館の最上紅花=河北町

 河北町の紅花資料館にある無加温ハウスの最上紅花が見頃を迎え、黄色や紅色の花が来館者の目を楽しませている。

 地域住民などでつくる「河北べに花会」(斎藤祐市代表)が、広さ約100平方メートルのハウス内に観賞用として約1000本を植えて栽培している。紅花は人の腰を超えるほどの高さに育ち、今年は例年同様に6月初めに開花が始まった。

 同館は入館料が大人400円など。真夏のような強い日差しが注ぐとハウス内は花の色彩が際立つよう。見頃は20日ごろまで続きそうだという。同町内で露地栽培の紅花は7月上旬の開花となる見込み。

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