「いい形でできていた」元日本代表・長谷部誠がEURO開幕戦で初解説 大会第1号ゴールは「ドイツが狙ってる形」“ドイツの未来”が右足ダイレクトシュートを決めた瞬間

【UEFA EURO 2024】ドイツ代表 5-1 スコットランド代表(日本時間6月15日/ミュンヘン・フットボール・アレーナ)

【映像】横からのパスに走りこんで右足ダイレクトシュート

“ドイツの未来”がUEFA EURO 2024開幕戦で眩い輝きを放った。今大会で注目を集める選手の1人であるドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが、ミドルレンジから右足を一閃。低弾道の鋭いシュートがゴールネットを揺らすと、ファンも「これはドイツの未来」「ヴィルツの大会になりそうだな」と歓喜した。

日本時間6月15日、UEFA EURO 2024が開幕を迎えた。オープニングゲームでは開催国のドイツ代表とスコットランド代表が対戦。するとゴールレスで迎えた10分に早速試合が動いた。

相手陣内の浅い位置でボールを受けたトニ・クロースが、右サイドにロングボールを送り届けたところからドイツ代表の攻撃が加速する。これを受けたヨズア・キミッヒがカットインから中央にグラウンダーのボールを通すと、そこにタイミングよく走り込んだヴィルツが右足を一閃。このダイレクトシュートは、GKの手をかすめてゴールネットを揺らし、ドイツ代表が先制点を挙げた。

実況を務めた下田恒幸氏は「ナーゲルスマン体制のドイツを象徴するフロリアン・ヴィルツ!見事な右足ダイレクトショット!ドイツの未来ヴィルツです!」とオープニングゴールを興奮気味に紹介した。

また、解説の林陵平氏も「横からのボールなのでゴール方向に持っていくのは難しい。よく決めましたね」とゴールシーンを解説する。さらに本試合で初解説に挑んだスペシャルサポーターの長谷部誠氏は「ドイツが狙っている形。クロースが低い位置からサイドへ。サイドにボールが出る時もムシアラが中に入って相手を引きつける。それを試合開始からやっていた。いい形でできていた」と、ドイツ代表の狙いが形になったゴールシーンだったと振り返った。

このゴールにABEMAのコメント欄も盛り上がりを見せており「ヴィルツやべーな」「ヴィルツの大会になりそうだな」「これはドイツの未来だわw」「かっこええて」「ダイレクトでこのシュートはえぐい」などヴィルツを称えるコメントが多く見られた。

今季ブンデスリーガを制したレヴァークーゼンでブレイクした21歳の先制点で勢いづいたドイツ代表は、5-1で快勝。1996年大会以来7大会ぶり4度目の優勝に向けて好スタートを切った。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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