85歳の『X-MEN』マグニートー役俳優、『ロード・オブ―』再演に意欲!「まだ生きていたらね」

映画『X-MEN』シリーズのマグニートー役などで知られる俳優イアン・マッケラン(85)が、人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフ役再演に意欲を見せた。このほど、ピーター・ジャクソン製作、アンディ・サーキス監督で新たなスピンオフ作『ザ・ハント・フォー・ゴラム』が2026年公開に向けて製作が進行していることが明らかになった。イアンは「自分が生きている間に」作られるのであれば、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』3部作で演じたその魔法使い役をまた演じる可能性が十分にあるとしている。

現在出演中の舞台『プレイヤー・キングス』で演じているフォルスタッフ役のため、長い口髭を生やしているイアンは、ザ・タイムズ紙に「何カ月も髭を剃っていないからね」「でも脚本ももらっていないし、オファーもされていない。予定はないよ」と話したが、出演に興味があるかと尋ねられると、「まだ生きていたらね」と答えた。

イアンは最近仕事選びの際、自身の寿命を常に気にしていると語っている。「自分の命に限りがあると自覚したいのであれば、アドレス帳を見ればいいだけだ」「だから脚本を渡されたり、オファーの可能性があった時は、『これが自分にとって最後の仕事になるかもしれない。いや、これはやらないな』と思う」「だからフォルスタッフが最後の仕事だ。上手くやらないとだろ?」

一方で、オリジナルの「ロード・オブ・ザ・リング」と「ホビット」シリーズを監督したジャクソンは先日、『ザ・ハント・フォー・ゴラム』がゴラムのバックストーリーやオリジナル作品で語られなかった「旅路」を描くものだと説明していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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