河口に多数のタイヤ不法投棄 新地、橋の上から投げ捨てたか

川底に投棄された多数のタイヤ=14日午後、新地町埒木崎

 新地町埒木崎の埒川河口に、多数のタイヤが投げ捨てられていたことが14日、県などへの取材で分かった。付近を管理している県は不法投棄とみて、対応を検討している。

 県などによると、タイヤが投棄されていたのは、埒川河口の小塚橋付近の川底で、約30本が確認されているという。

 10日午後、「川にタイヤが捨てられている」という情報提供が町にあり、町職員が現地を確認して県に連絡した。県相双地方振興局環境課によると、橋の上から川底に向かってタイヤが投げ捨てられたとみられるという。

 町民の男性は「水位が低下すると、川底にタイヤが60本程度見える。こんな所に捨てるなんて、許せない」と憤った。

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