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日本列島を東西に分かつ大断層、糸魚川―静岡構造線(糸静線)をバイクで踏破するイベント「フォッサマグナバイクツーリング」(同実行委員会主催)が8、9の両日行われた。スタッフを含め約15人が参加し、1泊2日で糸魚川―静岡市清水間のツーリングを満喫した。
糸静線沿いに日本海側と太平洋側をバイクで横断し、将来的にその街道を観光交流ラインにすることを目的に初めて企画した。
好天の初日朝、集合場所の道の駅親不知ピアパークに参加ライダーが続々と集結。年代層は20代から80代までと幅広く、糸魚川市内から参加の男性(31)は「一気に太平洋側まで行くので楽しみ」と声を弾ませた。
近江寛実行委員長は出発式で、「フォッサマグナをバイクで活性化し、そういった交流をもっと盛んにしたいと考案したツーリング。皆さんが第1回の参加者。とてもありがたく、心強い」とあいさつした。
一行は同道の駅を出発後、国道や高速道路を乗り継いで宿泊先の静岡市清水区内のホテルに向かった。道中では、長野県の諏訪大社下社秋宮を参拝するなど旅路を満喫。2日目は宿泊先のホテルを出発して長野方面に向かい、中央自動車道の諏訪湖サービスエリア(SA)で現地解散した。同実行委員会では今回の参加者の声を、次回に反映させていく。
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