「きょうは良いプレー」松山英樹が首位と3打差8位に急浮上 石川遼は予選落ち

松山英樹はトップ10圏内に入りメジャーの週末へ(撮影/村上航)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目(14日)◇パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)◇7548ヤード(パー70)

松山英樹が50位から首位と3打差の8位に浮上、優勝戦線で予選通過を決めた。

インスタートから11番でバーディを先行。前半は5つの1パットパーとしのぎ、バンカーから「良いパーを取れたのでよかった」と振り返る後半2番の直後、3番から3連続バーディを奪う。「きょうは良いプレーができた。ボギーフリーはすごくうれしい」というボギーなしのプレーをこの日のベストスコア「66」につなげ、通算2アンダーまでスコアを伸ばした。

松山を除く日本勢5人は予選落ち。34位から出た清水大成が「75」で6オーバー75位、120位から出た石川遼が「72」で8オーバー96位、同じく120位から出た金谷拓実が10オーバー120位、星野陸也と河本力は19オーバーで153位だった。

首位は通算5アンダーで世界ランク6位の24歳、ルドビグ・オーベリ(スウェーデン)。4アンダーの2位に2020年大会覇者で“LIV組”のブライソン・デシャンボー、初日首位タイのパトリック・カントレー、トーマス・デトリー(ベルギー)が並んだ。初日首位タイのロリー・マキロイ(北アイルランド)は2打差5位にいる。

前年覇者のウィンダム・クラークは4オーバー51位で、世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは5オーバー57位で予選通過。大会3勝のタイガー・ウッズは7オーバー88位で予選落ちした。

<上位成績>
1/-5/ルドビグ・オーベリ
2T/-4/ブライソン・デシャンボー、トーマス・デトリー、パトリック・カントレー、
5T/-3/ロリー・マキロイ、トニー・フィナウ、マチュー・パボン
8/-2/松山英樹

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