盛岡大付、打撃戦制す 第71回春季東北高校野球

日大山形-盛岡大付 6回裏盛岡大付2死一塁、森谷が右越え2点本塁打を放ち、8-6と勝ち越す=仙台

 第71回春季東北地区高校野球大会第1日は14日、宮城県の石巻市民球場と仙台市民球場で1回戦6試合が行われ、岩手県勢は第2代表の盛岡大付が11-10で日大山形(山形第3)を下し、初戦を突破した。

 盛岡大付は六回に同点に追いつかれたが、その裏に2死一塁から森谷光佑(3年)の右越え2点本塁打で勝ち越し。七回は坂本椿(2年)、桜庭千晃(3年)の適時打や敵失で3得点しリードを広げた。八回に1点差に迫られたが逃げ切った。

 第2日の15日は両球場で準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろう。第1代表の花巻東は初戦で秋田商(秋田第2)と対戦し、盛岡大付はノースアジア大明桜(秋田第1)とぶつかる。

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