道の駅で風に揺れるマリーゴールド 京都・京丹波の地元グループと高校生が協力、植え付け

マリーゴールドの苗を花壇に植える須知高の生徒たち(京丹波町曽根・塩谷古墳公園)

 京都縦貫自動車道京丹波パーキングエリアにある道の駅「京丹波味夢の里」(京都府京丹波町曽根)近くの花壇に、マリーゴールドが植え付けられた。花壇を手入れする女性グループ「そねっと」と、須知高校(同町豊田)の生徒が協力。行楽客が増える夏休みには花壇一面の花が風に揺れる。

 花の苗は、須知高校で育てられた黄色とオレンジ色の約700株を使った。食品科学科で草花の授業を履修する3年生3人と、道の駅のスタッフを交え、道の駅近くの塩谷古墳公園で、苗を植える作業を11日にした。

 須知高校の男子生徒(17)は「きれいに咲いた様子をたくさんの人に見てほしい」と話した。

 そねっとは今回の花植えを最後に、以前から取り組んでいる道の駅一帯のラベンダー畑の手入れに専念する。代表の岩崎桂子さん(70)は「これまで一緒に取り組んでくれた皆さんに心から感謝している」とあいさつした。

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