「ホッケーの町」岩手町、喜び満開 町出身3人がパリ五輪へ

古里の3人が五輪代表入りし、横断幕を掲げてエールを送る家族や子どもら=14日、岩手町子抱・町ホッケー場

 ホッケーの町からパリへ羽ばたけ-。14日に発表されたパリ五輪のホッケー女子日本代表「さくらジャパン」に、及川栞(しほり)選手(35)、田中彩樹(さき)選手(25)、アシスタントコーチ(AC)の小沢和幸さん(45)の岩手町出身の3人が選ばれ、地元は喜びに包まれた。町では代表入りを祝う報告会が開かれ、家族や後輩らはパリでの活躍を期待した。

 町ホッケー場(同町子抱)で開かれた出場決定報告会には、田中選手と小沢ACの家族、競技関係者ら約50人が参加。佐々木光司町長が3人の代表入りを報告し、小旗を手にした小中学生は「頑張れ日本」と声高らかにエールを送った。

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