注射器など約60点押収「100人以上にやった」美容整形の医療行為行った疑いでベトナム国籍の女を逮捕【熊本発】

熊本市西区のアパートで、医師の資格がないのにもかかわらず、美容整形に関する医療行為をした疑いで、ベトナム国籍の女が逮捕された。女はこれまでに「100人以上に美容整形を行った」と供述しているということだ。

「100人以上に美容整形行った」と供述

医師法違反の疑いで逮捕されたのは、八代市昭和明徴町に住むベトナム国籍の自称農業・グエン・ティ・ディン容疑者(32)。

警察によると、グエン容疑者は2023年9月に熊本市西区のアパートで、医師の資格がないのにもかかわらず、ベトナム人の女性に美容整形に関する医療行為をした疑いが持たれている。

警察がサイバーパトロールで、人のこめかみに注射器で液体を注入する動画を発見し、グエン容疑者を特定。自宅から注射器や注射針など、約60点を押収した。

調べに対し、グエン容疑者は「医師ではないのに人に注射を打ったことは間違いない」と供述し、容疑を認めているという。また、医療行為については「目の下のくま取りや唇の厚みやあごのラインの美容整形が目的だった。これまでに100人以上に美容整形を行った」と話しているということだ。

(テレビ熊本)

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