こんにちは。地域特派員のma-bonです。
今回ご紹介するのは、茨城県古河市にある「古河公方公園」です。
花桃の名所であるこちらの公園は、その時期になると大層混雑するそうですが、私が訪れた6月初めの
週末は人出も落ち着き、のんびりと散策することができました。
国際的な賞を受賞!
2003年に「メリナ・メルクーリ国際賞」という賞を、日本で初めて受賞しています。
ギリシャとユネスコが主催する賞で、世界の主要な文化景観の保護と管理を目的とした顕著な活動に
対して功績をたたえることを目的としているとのこと。
歴史遺産と自然を公園づくりに表現した点が評価されたそうです。
水辺で涼を感じる
正面入ってすぐに、水辺のエリア「御所沼」。
これからの季節にぴったりの涼し気な休憩スポットになりそう。
水面に映る夕焼けが絶景なんだとか。
近くにはカフェスペースもありますよ。
ガラス張りでオシャレですね!
道を挟んで小高くなっているのは、「富士見塚」。
浅間山、赤城山といった関東平野をふちどる山々を眺められるようにと、御所沼を復元した際の残土で
積み上げてつくられているそうです。
正面からのルートを右手に行くと、花桃エリアになります。
来年はハイシーズンに訪れたいと思います。
左手に進んだところに「天神橋」という橋が架かっています。
その近くにオブジェがありました。どことなく「天空の城ラピュタ」に出てきそう。
歴史遺産の保存
橋を渡って雑木林を抜けると、「古河公方館跡」があります。
1455年、鎌倉公方足利成氏が古河に移り、この地に館を構えたそうです。
付近には茶畑が。こちらで採れた茶葉を購入することが可能です。
とにかく広い敷地で、様々な楽しみがあるエリアが点在していました。
今回は取材で駆け足の訪問でしたが、次に訪れる際はゆっくりと時間を過ごしたいと思わせる
「古河公方公園」のご紹介でした。
DATA
古河公方公園(古河総合公園)
茨城県古河市鴻巣399−1
日の出から日の入りまで※園内に街灯なし
※駐車場、トイレ、自販機あり