鎌倉市における景観重要建築物として知られる「旧加賀谷邸」が、創業134年の長野ホテル犀北館を中心とする犀北館グループによって継承され、新たな観光資源として再生された。
大正時代に建築されたこのレトロモダンな住居は、和風建築と洋館の融合が特徴であり、鎌倉の景観を彩るランドマークとして親しまれている。
地域経済活性化および観光資源としての活用を目指し、じっくりとした再生工事を経て、犀北館グループはこれまでの文化遺産を未来に伝えるべく取り組んでいる。
事業の背景と目的
- 重要文化財の継承
- 地域経済の活性化
- 新しい事業展開への取り組み
施設の再生と利活用
犀北館グループは、地域資源の活用を目指し、長野県の迎賓館として長きにわたり蓄積してきた豊富な経験に基づき、鎌倉における旧加賀谷邸の価値を高める再生プロジェクトを実施。
また、この取り組みは地域創生においても重要な一歩と位置づける。
新施設「鎌倉 北橋」のオープン
リニューアル後の旧加賀谷邸では、2024年6月19日に蕎麦とコーヒーを提供する「鎌倉 北橋」がオープンする。
犀北館グループについて
長野ホテル犀北館の伝統を受け継ぎながらも、新たな風を取り入れ、文化や芸術に愛されるホスピタリティを提供し続ける同グループ。
全国の特徴ある宿泊施設の再生や運営に、先進的かつ熱心に取り組んでいる。
施設概要
- 施設名:旧加賀谷邸
- 店舗名:鎌倉 北橋(蕎麦屋 / カフェ)
- 所在地:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-11-32
- 最寄り駅: 江ノ電「長谷駅」から徒歩約6分/ 鎌倉駅(西口)から徒歩約20分