「摘みたて甘~い」ブルーベリー狩り始まる 大分県九重町の観光農園

大分県九重町町田の観光農園「ベリージュファーム」で14日、ブルーベリー狩りが始まった。収穫期を迎えた大粒の実を目当てに観光客が訪れている。

標高約650メートルの山間部にある同園は約70アールで50品種、計1200本を栽培している。長崎県大村市から友人ら6人で訪れた男性(74)は「実が大きく甘い。20年近く前から通っているが毎年、心待ちにしている」と、直径2センチほどの黒く熟した実を次々と摘み取っていた。

梅木健太郎代表(51)は「完熟した実は特に甘い。摘みたてを味わってほしい」と来園を呼びかける。8月下旬まで収穫を楽しむことができる。ブルーベリーを使ったピザやジュース、ソフトクリームなども販売している。

1時間食べ放題の入園料は中学生以上800円、小学生400円。園児以下は無料。持ち帰りは100グラム350円から。営業は午前10時~午後5時、木曜定休。ベリージュファーム=0973(78)8018。 (渋田祐一)

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