J1神戸・大迫勇也「僕が取れるように」1カ月ぶり白星へ「責任感じている」得点機決める

 オンライン取材に答える神戸・大迫 ©VISSEL KOBE

 J1神戸のFW大迫勇也(34)が15日、次節川崎戦(16日・国立)に向けたオンライン取材に応じ、「チャンスを多く作ること。決めるか決められないか、最後の所で集中してプレーしたい」と、5月15日・福岡戦以来の白星へ導く覚悟を示した。

 昨シーズンの川崎F戦は2試合3得点の活躍。「去年は川崎戦だけでなくコンスタントに点を取れていたので、いいイメージがある」と好相性を生かす。今季は前節までで4得点だが「チャンスはあるので、チームで点を取り続けることができれば自然と全員のパフォーマンスも上がる。早い時間の点はチームに力を与える。僕が(得点を)取れるように」と話した。

 チームは勝ち点30で4位。直近3試合は2敗1分けで、吉田孝行監督(47)は「もう少し勝ち星を取りたかった印象はある。負ける内容じゃない内容でも落とした試合もある」と振り返った。大迫も「前と後ろの信頼関係、バランスは去年の方があった。それは一番前に出ている僕が責任を感じている。しっかりとチームの力になれれば」とエースとしての責任感を口にした。

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