シュツットガルト 伊藤洋輝の移籍で日本ツアー盛り上がりに懸念の声「客入り心配」

シュツットガルトの選手たち(ロイター)

ドイツ1部シュツットガルトが今夏に行う日本ツアーの盛り上がりを懸念する声が上がっている。

シュツットガルトは同ツアーでJ1京都(7月28日、京都)とJ1広島(8月1日、広島)と対戦することが先月に発表されていたが、目玉選手と目されていた日本代表DF伊藤洋輝が、ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンに移籍してしまった。

しかも元日本代表MF原口元気は今季限りでの退団が発表されており、所属先が変わっていてもおかしくはない。DFチェイス・アンリは、パリ五輪に出場する可能性がある。

それだけにSNS上には「日本ツアーなのに日本人選手がいない可能性が高い…」「これ盛り上がらないパターンなんじゃないか。客入り心配」「日本ツアーはこれがあるのよね」と興行の先行きを心配されている。

その一方で「急いで日本人、獲得したいと思っているはず」との指摘も。獲得可能性を報じられているMF田中碧(デュッセルドルフ)やMF鈴木唯人(ブレンビー)が加入すれば、状況は一変するだろう。日本ツアーメンバーに日本人選手は入ってくるのだろうか。

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