【金沢ポート】松平健太、五十嵐史弥、吉田雅己が揃って壮行会開催決定 “がんばろう北陸”で輪島塗り卓球台も

卓球Tリーグ男子・金沢ポートは、6月22日に2024-2025シーズンのチーム壮行会を、イオンモールかほくにて開催することを発表した。

会場は誰でも無料で観覧できて、壮行会の後には選手による無料講習会も行うとのことだ。

写真:昨年、イオンレイクタウンでイベントを行う松平健太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部

松平健太、五十嵐史弥、吉田雅己ら主力メンバー登場

今季二年目を迎える金沢ポートは、韓国代表のエース・張禹珍(チャンウジン)選手の加入で話題を呼んでいるが、もうひとりの注目新加入選手、“侍”吉田雅己(金沢ポート)も壮行会に参加する。

金沢市内に住居を借り、積極的に石川県内でのチーム普及活動に取り組んでいる吉田は、現時点で既に15回を超える学校訪問やイベントに参加、金沢ポートの普及のみならず、県内競技レベルの底上げにも貢献している。

写真:野々市中学校卓球部に講習を行う吉田雅己/提供:金沢ポート

写真:金沢大学卓球部に講習を行う吉田雅己/提供:金沢ポート

輪島塗りの卓球台が登場

被災地復興の願いも込めて、世界でも貴重な輪島塗りの卓球台で選手による実技も披露するということで、当日は、輪島塗りの職人も能登から駆けつける。

石川県の誇る伝統工芸の力と魅力を、地元卓球プロチームが改めてPRする形だ。

写真:MOTIF 輪島塗特別仕様モデル/提供:三英

「MOTIF 輪島塗特別仕様モデル」とは

東京五輪2020公式台として、卓球台メーカー三英が作った、日本が誇る石川県の伝統工芸“輪島塗”を用いた卓球台。コロナ禍での五輪開催だったため、その後貴重なこの台も、披露の場が限られていた。
今回、能登半島地震からの復興を祈念し、石川県の持つ力、魅力、誇りを改めて発信するため、地元卓球プロチーム・金沢ポートの壮行会にて、台の展示が決定した。

開催概要

イベント名:2024-2025シーズン 金沢ポート 壮行会
日時:2024年6月22日(土)11:00~12:30
参加者:松平健太選手、吉田雅己選手、五十嵐史弥選手、西東輝監督
内容(予定)
第一部:監督・選手紹介挨拶/実技披露
第二部:選手・監督による無料講習会

写真:昨年の百万石オープンでイベントを行う五十嵐史弥(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部

車で10分の距離で百万石オープンも開催中

当日の6月22日は、“全日本ホカバの前哨戦”としても知られる、全国百万石オープン卓球大会(小学生の部)が開催され、全国から多くの卓球人たちが来県している。

金沢ポート壮行会会場の「イオンモールかほく」と、百万石オープンの試合会場「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」は、車で10分かからない距離だ。

「百万石オープンの試合スケジュールを見ながら駆けつける」という地元クラブからの声もある、とチーム関係者は語る。

6月22日は、金沢市にほど近い、かほく市が卓球で大いに盛り上がる日だ。

写真:金沢ポート2023-2024シーズン ホームマッチの様子/撮影:ラリーズ編集部

文:ラリーズ編集部

© 株式会社ラリーズ