オリックス・安達が2年ぶり猛打賞 36歳が打って走って躍動 SNS「ニコニコの安達さんが見れて嬉しいです」

 4回、適時二塁打を放つ安達(撮影・石井剣太郎)

 「オリックス-ヤクルト」(15日、京セラドーム大阪)

 オリックスのベテラン・安達が打って走って躍動し、三回の一挙4得点に貢献した。1点を先制された直後の三回1死二塁、安達が鋭く逆方向の一、二塁間を破る右前打。4月28日・日本ハム戦以来の先発出場で、同27日の同戦以来となる安打を放った。

 1死一、三塁となり続く太田の遊撃のグラブをはじく同点中前打で、安達は一気に三塁へ。なおも一、三塁で西川の右越え勝ち越し3ランが飛び出し、この回4点を奪った。

 安達は4-2の四回も2死二塁で中越えに適時二塁打。今季初マルチで、二塁上で右腕を突き上げた。さらに六回にも右前打を放ち、2022年9月3日・ロッテ戦以来2年ぶりの猛打賞をマークした。

 SNSでは「安達ちゃん、よう打った」「ここで注目すべきは安達の好走塁ですね」「安達たまらん。」などと三回の打撃&走塁に賛辞が集まり、「ニコニコの安達さんが見れて嬉しいです」「安達さん!!!活躍嬉しくて泣く」などと歓喜の声が上がった。

 安達は5月2日に出場選手登録を抹消。その後、コーチ登録でベンチ入りしていたが、6月14日に再登録されていた。

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