石川遼も思わず引き返す衝撃 奇跡の一打で予選通過、イタリア選手に海外喝采「3万ドルの価値」

全米オープンに出場しているフランチェスコ・モリナリ【写真:ロイター】

全米OP

米男子ゴルフのメジャー第3戦・全米オープン(OP)は14日(日本時間15日)、ノースカロライナ州のパインハーストリゾート&CC(7548ヤード、パー70)で2日目が行われた。予選通過が絶望的と思われていたイタリア選手が、最終9番で奇跡のホールインワン。カットライン上の通算5オーバーで決勝ラウンド進出となった。同組だった石川遼も手放しで祝福。海外ファンは「少なくとも2万5000~3万ドルの価値あるショットだ」「ウソだろ!」と驚きの声を上げている。

少し先にいた石川も、思わず戻ってハイタッチするスーパーショットだった。フランチェスコ・モリナリは最終9番パー3を迎えたところで通算7オーバー。予選通過に2打届かない状況だった。ティーショットはグリーンに着弾。すると、手前から弧を描くようにピンに向かって転がり、そのままカップイン。ホールインワンで奇跡の予選通過になった。

打った本人は思わずクラブを落とし、膝に手をつくなど信じられない様子。モリナリのショット後、グリーンへ向かって歩いていた石川は、両手を上げてガッツポーズ。引き返して笑顔でハイタッチを交わし、祝福していた。

PGAツアー公式Xでも「ホールインワンで予選通過?! フランチェスコ・モリナリがこの日最終ホールでホールインワンを決め、予想カットラインを上回る!」との紹介がなされた一打。海外ファンからも「少なくとも2万5000~3万ドルの価値あるショットだ」「最後まであきらめるな!」「どれだけクールなんだ」「信じられない」「なんてショットだ!」「クレイジーなショットだね」「ウソだろ!」「夢に見るような瞬間だ」「勝負強すぎ」などと驚きの声が続出していた。

THE ANSWER編集部

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