広島・玉村が6回0/3を3失点で降板 史上7人目の交流戦防御率0.00達成目の前も 今季初勝利の権利は手にする

 7回途中、3失点で降板する玉村(撮影・佐藤厚)

 「楽天-広島」(15日、楽天モバイルパーク)

 広島の玉村昇悟投手が、6回0/3を投げ、8安打3失点で降板。今季初勝利の権利を手にしてマウンドを降りた。

 初回は2つの三振を奪うなど完璧な立ち上がりを見せる。

 三回は1死一、三塁のピンチを招くも渡辺佳を投ゴロ併殺打に打ち取り、踏ん張った。

 しかし、4点リードの七回。無死一、三塁から太田に左中間への2点適時三塁打を浴び、ここで降板。後を継いだハーンが犠飛を浴び、玉村の失点は3となった。

 6月1日・ソフトバンク戦では6回6安打2失点、同8日・ロッテ戦は5回4安打2失点で負け投手となっていたが、ともに自責点は0。この日7回以上を投げれば、交流戦の規定投球回に乗る条件となっており、史上7人目の交流戦防御率0.00フィニッシュも視野に入っていたが、惜しくも逃した。

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