まさに“精密機械”!! トニ・クロース、脅威のパス成功率99パーセントでEURO記録に

14日に行われたEURO2024・グループA第1節スコットランド戦に先発出場したドイツ代表MFトニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)が、脅威的な記録を叩き出したようだ。同日、データサイト『Opta』が伝えている。

ホスト国として臨むEURO2024で大会最多となる4度目の優勝を目指すドイツ代表は、14日に行われたグループA第1節でスコットランド代表と対戦。すると、今シーズンの欧州サッカーを彩ったMFフロリアン・ヴィルツのオープニングゴールを皮切りに、FWジャマル・ムシアラやFWカイ・ハフェルツら攻撃陣が爆発。5-1の大勝を収め、好スタートを切っている。

そんな同試合で脅威的な記録を叩き出したのが、自国開催となる今大会に向けてドイツ代表に復帰を果たした“皇帝”だ。『Opta』によると、試合開始から80分までプレーしたMFトニ・クロースは、102本中101本のパスを成功させたとのこと。成功率は99パーセント。1980年大会以降、1試合において100本以上のパスを試みた選手の中で、史上最高のパス成功率となったという。“精密機械”と称される所以をこの大舞台でも示した。

今大会終了後に現役を引退することを発表しているクロースは、披露するパフォーマンスにふさわしい成績で、有終の美を飾れるのだろうか。

【ハイライト】ドイツ代表が怒涛のゴールラッシュ

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