ボクシングのＷＢＡ世界スーパーバンタム級１位のムロジョン・アフマダリエフ（３１＝ウズベキスタン）が、同級４団体統一王者・井上尚弥（３１＝大橋）との対戦へ乗り気になっている。
ＷＢＡは井上にアフマダリエフとの指名試合を命じ、９月２５日までの実現を通告された。しかし、井上は９月に元ＩＢＦ同級王者ＴＪ・ドヘニー（アイルランド）との対戦が濃厚となっており、陣営はＷＢＡの指示に従わない方針を示している。
そんな状況を知ってか知らずか、アフマダリエフは自身のインスタグラムに動画をアップ。関係者から「井上にメッセージはあるか？」と聞かれ、「井上、準備はできているか？ レッツゴー、チャンプ。レッツゴー」と言い放ち、力強くシャドーを放った。
昨年１２月の井上戦で敗れたマーロン・タパレスに判定負けを喫しているアフマダリエフにとっては、モンスターとの対戦は名を上げるチャンス。９月の実現は難しいにしても、いつか実現することはあるのだろうか。
