一面青紫の彩り 「まきばの館」でラベンダーが見ごろ さわやかな芳香も/岡山・美咲町 

岡山県久米郡美咲町北の「まきばの館」でラベンダーが見ごろを迎え、一面青紫の彩りが行楽客の目を楽しませている。

広さ60アールのラベンダー園に植栽された8品種約5000株のうち、「早咲き3号」が小花をたわわに咲かせ、まるで「紫のじゅうたん」のよう。独特のさわやかな芳香も漂い、訪れた人たちはゆったりと愛(め)で、記念撮影するなどしながら散策している。

5歳の息子と訪れた河面の前原智加さん(37)は「仕事の息抜きで来てみたが、一面に広がる花々とほのかな香りでリフレッシュした」とにっこり。これから「セビリアンブルー」など遅咲き品種も加わり、7月上旬まで持つという。

「紫のじゅうたん」のように咲き誇るラベンダー

© 津山朝日新聞社